蔵元紹介 若駒酒造 -小山市-

若駒酒造は栃木県小山市小薬にある酒蔵。 創業は、『桜田門外の変』があった万延元年(1860年)という歴史のある蔵で、建物はほとんど当時のまま残っている。国の登録有形文化財にしていされており、酒蔵を多く有する小山市でも最古の酒蔵。

 

蔵はかつて「豊田村」と呼ばれた米の名産地に位置し、日光連山の清冽な伏流水が数多く湧出するため、良質の米と水に恵まれた地帯。 酒造りにとって、もっとも重要な良質の米と水を使って、小仕込でもろみを仕込み、搾りも全量昔ながらの佐瀬式と、 手間暇をおしまずに丁寧に造られている。
現在の造り手は六代目に当たる、まだ20代(2016年)の柏瀬(かしわせ)幸裕さん。
「風の森」で知られる奈良県の油長(ゆうちょう)酒造での三年間の修行を終え、実家の蔵に戻って酒造りを受け継ぎ、急成長を遂げ注目されている。
「綺麗な旨みと透明感のある酸」をコンセプトとし、「飲みやすい」よりも「ウマイ」と言ってもらえる酒を目指しているという。

 

使用米には、地元栃木県産の「あさひの夢」と雄町等を使用。中でも、「あさひの夢」は一般の食米だが、たとえ酒造好適米でなくても素晴らしいお酒を造れるということを、油長酒造での修行時代に学び、自らの造りに活かしている。 さらに搾り機は、自然の圧力でしぼる佐瀬式を採用し、槽の良さを最大限に活かす搾り方をしている。

 

若い造り手が、どこまで夢を広げ、新しい『芳醇なこと華の如く勇壮なること駒駆ける如し』を表現してくれるか、楽しみは尽きない。

 

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